ビームスのシニアクリエイティブディレクター・土井地博さんは、島根県出雲市出身。1999年、22歳でビームスに入社しますが、それ以前からアルバイトとして携わっており、社員としてのスタートは関西・大阪の店舗でした。わずか1年で東京・渋谷の本社に異動して23歳でPR担当に。常に消費者目線、お客様が楽しみ喜ばれるかを考えプロデュースとクリエイティブの両輪で活動しています。
現在は執行役員 シニアクリエイティブディレクター、ディレクターズバンク室長として横断的にブランドカルチャーの継承や新規事業など幅広く携わる日々を過ごす土井地さん。
「ビームスは洋服屋でありながら、今や、暮らしの提案をする立場になってきた」と語るように、ファッションの枠を超えて“服を着てどこへ行くか”、“何を体験するか”までを視野に入れた企画に注力。食、旅、カルチャーなどの、ライフスタイルそれぞれをつなぎ合わせる編集力を持つ土井地さんは、まさにビームスらしさの根幹とも言える存在です。
土井地さんは、若い才能にチャンスを提供できるように動き、個々の経験値をクロスオーバーさせることを重視しており「ひとりで何かをやるというより、誰かと何かを作ることで、会社にも社会にも貢献したい」。その視点の先には、都会への憧れと、地方の魅力を同時に受け止めてきた自分自身の原点があるのかもしれません。
バッグには、iPad miniとキーボード。資料づくりやアイディア出しなど、あらゆる局面で即戦力となるデジタルツールは必需品です。また、カメラはずっと使い続けているRICOH GRデジタル。思い立った瞬間に切り取れるスナップ重視のカメラで、旅先や日常のワンシーンも記録します。
「とにかく全部持っていくスタイル。小さくまとめようって意識はあまりないんです。何を持ってるか、が自分のスタイルそのものですから」と語る土井地さん。そのこだわりの根底には持っているものの道具としての機能性と、素材そのものの魅力のバランス感覚が垣間見えます。レザーの質感やニットの毛玉すらも[使い込んだ証]として愛し、ものに時間を重ねることの豊かさを知っている人ならではの哲学が溢れています。
土井地さんが使っているイル ビゾンテのショルダーバッグは、「自転車や徒歩、電車など様々な移動手段でも使えるサイズだし、仕事でも使える容量を持っているから、まさに自分にとってベストな形」と大絶賛。容量は、プライベートでも仕事でも、詰め込みすぎず、足りなすぎず、という土井地さんにとって絶妙なライン。それでいて、見た目がスマートにまとまるところも気に入っているのだとか。
一番のお気に入りポイントは「自立してくれる」こと。このサイズでしっかり自立するバッグは意外と少なく、安定感が日常使いでのストレスを軽くしてくれると、土井地さんは言います。さらにジップ付きで中身が見えないので、防犯という観点からも安心。落ち着いた同色系のパーツデザインも、上品さと機能性の両立を感じさせます。
「斜めがけのバランス感も良い」と、ショルダーストラップの絶妙な長さもお気にいり。色味が明るめなのも「これから育てがいがある」と、レザー製品ならではの経年変化を楽しんで使い込むつもりなのだそう。
さらに、このバッグは19歳になる双子の娘さんたちとも兼用しているそうで「大学生の娘とバッグの話をするのって、実は面白いんですよ。同じものを共有できるって、会話が生まれるきっかけになる」。親子で同じバッグを共有できるという、まさにイル ビゾンテらしい魅力がそこにありました。
土井地さんが次に注目しているのは、イル ビゾンテの手帳とミニウォレット
。スマートフォンでスケジュール管理は済んでいるものの、「毎日の気づきや感謝をメモするだけで、生活が変わってくると思う」と語ります。実際、習いたいこととしてペン習字を挙げるほど手書きのこだわりを持ち、贈り物に一筆添えるような美しさを大切にしたいという思いがにじみます。
もうひとつの候補はミニウォレット。現在使っている財布には小銭入れがなく、「駐車場やゴルフでちょっとした小銭が必要なとき、やっぱりあると便利」。イル ビゾンテのレザーなら、ミニマルな中にも温もりがあり「実用性とデザイン性のバランスがちょうどいい」と土井地さん。
イル ビゾンテといえば、イエロー・グリーン・レッドのストライプとバイソンのアイコン。「昔から、そのカラーリングの印象が強かった」と語る土井地さんですが、実際に使い始めてみると、定番の中にある個性という魅力に気づいたと言います。
「ビームスで取り扱いを始めたのが2000年前後だったと記憶しています。イル ビゾンテは京都に日本国内のショップが初めて出来てから長い歴史がありますが、今の時代にもフィットする柔らかさがある」。イタリアブランドでありながら、ファッションの文脈だけにとどまらず、暮らしに馴染む良さを持っていること。そこに、イル ビゾンテならではのスタンダードがあるのかもしれません。
島根県出雲市出身。1999年にビームス入社。現在は執行役員 シニアクリエイティブディレクター、ディレクターズバンク室長を務める。ブランド戦略、社内スタッフのプロデュースや企業・地域・クリエイターとの横断的なプロジェクトなど様々。また島根県ふるさと親善大使や出雲観光大使、こうげい社・旧白洲次郎 正子邸である武相荘のクリエイティブディレクター、その他ラジオパーソナリティ、大学非常勤講師、 司会業、各講演など仕事は多岐にわたる。